知音の旅人

誰人であっても誕生と同時に 人生と云う旅に出て 目標に辿り着こうとする旅人である

快眠

5年ぐらい前までは年に2回程寝れない時があった。
寝ようと思うほどに目が冴えてくる。

しかたなく酒を飲む。
それでも眠れない。

東の空が明るくなってくる。
いつもその頃になると眠たくなる。
そして目覚ましの音が遠くで聞こえる。

頭がガンガンしている。
辛い1日がはじまる。
精神的なものだったのだろう。

最近は寝れないことはなくなった。
ほとんど目覚まし時計が鳴るまえに起きている。
快眠が続いている。

長春のホテルにて

中国(中華人民共和国)旅行に8人の団を組んだ。

たまたま私が団長になった。
旅行は上海・瀋陽・長春・ハルピン・北京をまわる。
小さな団は小回りがきき良いことが多い。

長春で昼食後、ホテルのロビーで女性団員が何かを探してる。
聞くと、トイレが何処にあるのか分からないと言う。

フロントで漢字を書いてみるが日本の漢字とは違う。
公衆便所に書いてあった字を書いてみたが字が間違っていたようだ。

最後の手段はジェスチャーである。
いろいろやってみたが、すぐに通じたのは、
水道の蛇口をまわす、手を洗う。
これで通じた。

彼女は走った。

バス停にて

今から40年ぐらい前のことである。

私は建設現場にある箱番と言われる簡易事務所の建設及び解体の仕事をしていた。
寮もあったが電車に乗ってバスを乗り継ぎ会社に通っていた。
仕事はかなりの肉体労働、他府県にも出かけた。
まだ19歳にはなっていなかったと思うが煙草は吸っていた。が、酒には何の興味もなかったし飲めなかった。

ある日、仕事が終わってバス停に立っていた。
何となく後ろを見ると赤提灯が見えた。立ち飲みであった。
体が酒を欲求したのか、気が付けば中に入っていた。

カウンター越しに、
「おっちゃん 2級一杯」
グラスを持てばこぼれる。表面張力でグラスの口から酒が盛り上がっている。
口を持っていき、飲み干した。

旨いと思った。

「おっちゃん もう一杯」
「にいちゃん つよいなぁ」

一気だった。

「おおきに」

2級酒は90円だった。
バスに揺られ眠ってしまった。そして終点で起こされた。

あれから40年、酒で失敗したこともない。
飲酒運転も運が良かった。
今はむやみに飲みたいとは思わない。
気のおけない人とゆっくりと飲むのが楽しみになっている。


秘密の場所

かれこれ20年ぐらい前になるだろうか、
天気予報が明日の雨を知らせると有給休暇だ。

西吉野から大台荘駐車場へと向かう、途中、新伯母峰トンネルの手前を右に入り大台ドライブウエーを走るのだが、この辺りは霧が濃く両側の白線が目印となる。
駐車場手前で車を停め、朝まで仮眠するのだが辺りは真っ暗で下からの風が吹き上げて周りの大木に当たり奇妙な音を発する。

ここから登山道を降りること60分、西の谷橋に出会う。この間、大きな岩が二つに割れてその間から湧き水が流れ出ている場所で休憩する。シャクナゲの花が薄暗い山道を照らしているようにも思える。
いつも思うのだが、夜明けと夕暮れ時が良く釣れる。この良き時に我々は歩いている。
この登山道は今は通行止めとなっている。



誰も知らない秘密の場所がある。
本流と支流の出会いは水の流れがなく伏流水となっているが少し入ると十分な水量があり丸々と太ったアマゴが沢山いる。
この辺りは自然林のため餌が豊富に有るため太っている。あまごは釣れたとき、みごとな色合いである。綺麗のひとこと。

テントを持って行ったときもある。粟谷で宿泊したことも、あるいは宮川から上ったこともある。
夜になると川の流れの音がこんなに大きく聞こえるとは知らなかった、辺りが静な証拠である。
大小の星が隙間なく散らばっている。都会の空気は汚れていて見えないだけで本当はこんなに見えるんだ。

環境が良いと何を食べても美味しいと思うし、少々の酒も五臓にしみわたる。
木の枝にハムに刺してコマーシャルを真似て「大きくなるんだぞ」と言いながら火に炙った。

気をつけるべきはテントを張る場合、河原はやめるべきだ。天気は良くても上流で降っている場合もある。谷間が狭いために鉄砲水は特に早い。

また、この辺りは危険極まりない、登山道でさえ多くの人命が亡くなっている。ましてや川沿いである。充分な準備と警戒心に用心が己を救うことになる。

帰りは90分登ることになる。
雨降る大台ヶ原、霧の向こうに愛車が銀色に輝いていた。
何度も一緒に来た相棒は、すでに亡くなっている。

犯罪件数

大阪府警察本部が発信している「安まちメール」がある。
「安まちメール」は、ひったくりや子供の被害など、大阪府警が管轄する地域の犯罪発生情報や犯罪対策情報を携帯電話メールでリアルタイム配信する。

当初は府下全域を受信できるようにしていたが、あまりの多さに居住区周辺にしたがそれでも多い。
現在は居住区のみに設定している。

2月度は路上強盗7名、ひったくり39名を検挙したとあった。

ひったくりは367件、被害者は全体の93%が女性、年齢別では20代が約27%で最も多い、50歳代が19%、被害の半分が午後4時頃から深夜にかけて、

調査の結果、ひったくり防止カバーの活用率は36%で活用効果は100%という。

この種の犯罪者は弱い者を狙う、若者が多い。
現行の制度以外に倫理観や人生の目的感などを教える制度を日常生活を通して考えてもいいのではと思う。

退職

京セラ名誉会長の稲垣和夫氏の退職慰労金が6億円だった。

稲垣氏は京セラを町工場から売り上げ1兆円の大企業に、
46年間も取締役だったことから、「6億円では少なすぎる」との意見もあったという。

稲垣氏は「それで十分、私は仕事を楽しみ社会に貢献してきた」と、
さらに「人間の欲には際限がない。若いベンチャー経営者は損得勘定のみで考えているようにみえるが、それではいけない」
と、稲垣経営哲学。

全額を大学関係に寄付するという。


私の退職金なんて、

信号無視

前をトラックが走っていた。
信号は交差点の直前で赤に変わった。

急いでもいなかったのにアクセルを踏んだ。
同時にパトカーのサイレンが鳴った。

ブレーキをかけていれば間に合ったのに、後悔先に立たず。
結局、自動車学校で1日の講習を受けることに!

あれ以来、黄信号になれば催眠術に掛かったように、
ブレーキを踏んでいる。

晩酌

中国の東北部には「白い酒」がある。
日本の「どぶろく」を想像していたが違った。
無色透明でまろやかな、とても美味しい酒だった。
ただ、55°ある。

毎晩、晩酌はしているが、たしなむ程度である。
あの白い酒が懐かしくなった。

やはり酒は一緒に飲む相手がほしい。できれば志を同じくする同士がよい。

死刑確定

刑事訴訟法には「死刑は確定後6か月以内に執行しなければならない」と定めている。

死刑が確定すると、法務省刑事局総務課が死刑執行命令書を作成し法務大臣が署名すると死刑が執行される。

法務省によると2004年には14名が2005年には11名の死刑が確定した。昨年も7月末現在ですでに11人が確定している。
確定はしているが未執行の被告数は昨年7月末現在で88名となった。

最高裁によると、高裁で死刑判決を受けて上告中の被告は昨年8月現在で50人、高裁で無期懲役の判決を受けたが検察が死刑を求めて上告中の被告も4人いる。

一方法務大臣は、就任直後は事務引き継ぎや懸案事項の把握などがあり、国会開会中は法案の審議に集中しなければならないという理由から「大臣が落ち着いた時期に判断(冤罪ではないのか)するには国会閉会中になる」と法務省は判断する。

法相によっては宗教上の理由から死刑執行命令書の署名を拒み、89年11月から93年3月まで執行はなく、以降一昨年まで毎年執行されてきたという。

世界の国々では、全ての犯罪で死刑を廃止しているのは欧州連合加盟国、オーストラリア、カナダなど88カ国に及ぶ。テロなどを除く通常の犯罪で廃止している国は、アルゼンチン、ブラジルなど11カ国あり、最近10年間死刑を執行せず事実上廃止している国を合わせると128カ国が死刑執行を行っていない。

死刑を続けている国は、アメリカや中国など69カ国ある。アメリカはカリフォルニアやテキサスなどは存続しているがハワイやミシガンなどは廃止している。

死刑判決を受けるような事件の場合、多くの被害者側は極刑を希望する。
仇討ちが禁止されている今日、唯一の思いは極刑しかない。
加害者への思いは死刑でしか晴らすことはできないのである。

しかしながら、冤罪が絶対にないとは言い切ることはできないし、多くの国際社会では死刑が廃止されていることから考えれば終身刑を取り入れることを検討すべきではないだろうか

逃げ出した愛煙家

姪の結婚式で夫婦で東京に行った時のこと。

家内は新幹線のチケットを安く手に入れようと早くから準備していた。
普通席のチケットだった。
東京方面は多く行ったが毎回、座席指定を用意した。かといってグリーン席には乗ったことがない。

指定席を買ったらと言ったが「土曜日だからこれで充分という」
そこで私は「喫煙席やで」と約束させた。

前と後ろに座ることができたが、多くの人が一斉にたばこを吸い出した。
私も吸った。
5分ぐらい経ったら、充満した煙でたまらなくなってきた。後ろを振り返ると妻は鼻にハンカチを当てている。
私は「禁煙席に行こうか」と言った。

禁煙席は空気が旨いと思った。愛煙家の私もあの空気には勝てなかった。
京都で降りる人がいて、二人なかよく座れた。
東京までの間、そんなには吸いたいとは思わなかったが、駅を出るなり吸ったがやはり煙草は旨い。

しかしまた、たばこ税が上った。
私は、ニコチンが少ないとはいえ毎日60本吸っている。

山水園

山水園

泉質 単純弱放射能鉱泉

浴用効果 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、     くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、痛風、など



山間の静けさが気に入っている。
露天風呂からは、山の上を霧が流れる
上流からの二本の小さな沢が見えた。


山水園2





〈浴室をつなぐ通路〉

星に願いを!

感じの良い青年だった

最初はおかしいとは思わなかった
「車で尾行されてる」
「アパートに誰かが入っている」
覚醒剤なんてやっていないのに
子供が指さして僕のことを 「シャブ シャブ」と言う

しばらくして逮捕された
裁判は執行猶予がついた
青年には可愛い彼女がいた
彼女は彼を立ち直らせようと必死だった

私は青年に言った
このままだったら大事な人を失うよ
お父さん、お母さん、妹、彼女
みんな大事な人じゃないか
私の前では従順だった

しかし、ながくは続かなかった
今度は懲役だった

私だけの力ではどうすることもできない
彼女は去っていったが
こんどこそ
こんどこそ

雨、雨、雨、
人里はなれた山奥の、原生林に覆われた源流近くに大粒の雨が降る。

大台ヶ原

シマミミズ刺した針を岩陰から投入すると、竿を引ったくらんばかりの当たりがある。
綺麗なパーマークに朱点があざやかな丸々と太った雨の魚が姿を現す。
気温とともに水温が上がった時期は、笹にごりの渓流はまたとない瞬間が始まる。

仕掛けを投入し当たりを待つ瞬間があまご釣りの醍醐味だ。



大粒の雨が川面を叩くような条件の下では、あまごは人の進入を察知できないし餌を探すのに熱中しているのだろうか、何のためらいもなくくわえる。
天然の雨の魚は釣って良し食べて良し、放流漁とは全てが違う。
熊笹をひいた魚籠に丁寧に入れる。

雨の日は、大木の枝から山蛭が降ってくる、それも中途半端な数じゃない。
大きい雨の魚は胃袋に山蛭が入っていることが多い。
足下の石や岩も滑りやすい。
めったに人が来ないような源流は無理は絶対に禁物だ。

それにしても、雨が降ればよく釣れる。
よく釣れるからといって注意を怠れば命も落としかねない。

大雨、時雨、五月雨、霧雨、地雨、村雨、甘雨、瑞雨、霖雨、こぬか雨、虎が雨、通り雨、長雨、にわか雨、凍雨、春雨、慈雨、氷雨、微雨、寒九の雨、暴雨、並雨、白雨、小雨、秋雨、驟雨、豪雨、怪雨、しのつく雨、強雨、緑雨、麦雨、天気雨、涙雨、細雨、そぼふる雨、酒涙雨、育花雨、青時雨など、ほかにも聞いたことのない雨がたくさんあるのだろう。

特には思わないが、【しのつく雨】はフランス語ではどう訳すのだろう。

ちょっと飲みました

十数年ほど前の話ですが、
ちょっとお酒を飲みました。

駐車場から出るとポツポツと雨が降ってきました。
4車線の一方通行に出ると前が見えないくらいの土砂降りになりました。
スピードをおとしました。
ポールを立てて4車線を1車線に絞ってパトカーがたくさん止まっていました。
あいにくの土砂降りのため検問中のお巡りさんは車のなか。

これって運が良いと云うのかしら!

言葉

外国人が日本での生活で驚くのが「つまらないものですが、どうぞ」である。

西洋人は人に贈り物をする場合、食べ物であれば「美味しい 美味しい」と褒めて渡す。
酒であれば栓を抜いて味見をしてから渡すようだ。

決して「つまらないもの」とは言わない。
いつも「黒か白」、「イエスかノー」、或いは「1か0」なのである。

日本人は黒でもなければ白でもない、つまり灰色が多い民族なのだ。それでも理解し合えるのである。

A:「ええ天気でんな どちらえ」
B:「ちょっとそこまで」
A:「さよか よろしおまんな」

荀子

荀子曰く、

「学は以て巳むべからず。青は藍より出でて藍より青く、冰は水これを為して、水より寒し。・・・・・」




現代口語に訳せば、

「学問というものは止まる事がないものである。染めに於いて、青い色は藍から作り出すが、元の藍よりも鮮やかな青色になる。冰は水から出来るが元の水より冷たい」

空港

ある空港の待合室に灰皿があった。

私は一本吸った。
しばらくして煙草に火をつけると若い男がやってきた。
なにやらわめいている。
私は男の顔を見るばかり、

ポケットから紙を取り出して私に見せるが日本語はなかった。
通訳が来てここは禁煙だという。
なぜ、灰皿があるのに!

すぐに火を消した。
通訳は男に125円を支払った。
通訳は言う 「罰金を払ったのだからなぜ全部吸わないのか」
いい国だと思った。

一人暮らし

若い頃には一人暮らしに憧れた。
親から離れて一人前になりたいという成長期の表れだろう。

一方、高齢者は、
2005年度の高齢者の一人暮らしは300万人を越えている。
2025年には660万人と予想がでている。

孤独死の定義はないとなっているが、誰にも看取られることなく死んで逝くことをいう。
3年間も発見されることなく白骨化していたこともあるという。

若い頃に思う一人暮らしとは意味が違う、体力があるあいだは良いが衰えると何をするにも大変だ。
特に男は毎度の食事が大変だ。
孤独感も絶頂に達するのだろう。

孤独死と言われることが起きないように対策に力を入れてもらいたい。
一人暮らしに至る理由もそれぞれちがうことから、きめ細かい制度が必要になってくる。

親が子供に

スーパーやコンビニでの万引きが多いという。

多くは未成年だが成人者もいる。
「つい、出来心で」もあるだろうが、初めてと言いながら実は常習者というのもある。
親が子供に万引きをさせていた例もある。
悪質なのは警察に引き渡しているが未成年の初犯らしき子供は言い聞かせて帰す場合が多いように思える。

インドネシアのジャカルタのスーパーは鞄や袋は店内に持って入れない。
入り口にロッカーがあってそこに入れる仕組みになっている。

額が大きくなれば経営にも影響する。万引きが多く辞めたコンビニ経営者もいる。

子供たち

世界にはいろいろな境遇におかれている子供がいる。

初めてフィリピンに行ったとき、空港からホテルに行くまでに沢山のストリートチルドレンを見てきた。
ゴミの山で働く子供達もたくさんいる。

ウズベキスタンだったか、8歳で父親の暴力から妹と一緒に逃げ出して−25度の路上生活をしている子供もいる。
ガーナには朝5時から農園で働く子供がたくさんいる。
いずれも学校で勉強がしたいと訴える、が、仕事をしないと生活ができないと言い切っている。

南アメリカの国には13歳で妊娠して15歳で2人目の子供を産んだ少女が居る。彼女には親はいない。
車を洗ったり、家政婦をしたりして子供を育てている。

みんな途方に暮れることもあるが、明日への希望を持って生きている。
それでも兄弟のことを一番に心配して、満足な食事もしていないのに人に与えようとする気持ちを忘れていない。

まだまだある。
さらわれて売られていく子供達がいる。いずれも何らかの仕事を強制される。

何時も一緒に

人は誰でも気に入って長い間使う物がある。

私の場合、ビニール製のバッグと夏のジャンパーだ。
バッグは毎日持ち歩いていたし、ジャンパーは今はめったに使うことはないがかなり疲れている。

どちらも海外に行くときには私と一緒である。
まだまだ手放すことはできないし、バッグに穴があけば修理しようと思っていた。
ところが表面からバラバラと塗料が落ちるではないか。

長年使いこんだバッグだがいたしかたなく新しいのを買った。
こんどは皮にした。
もう買い換えることもないだろう。

アサリの煮汁

私が作るカレーライスは評判がよい。

作り方は、
多少材料代は高く付くが、まずアサリをフライパンにバターを入れて炒める。
最近は貝殻は取っているがそのままでもよい、
問題はその煮汁を大切に使うのがミソだ。

エビは必ず背わたをとること。ジャガイモ、ニンジン、たまねぎ等は予め炒めておく、ダシは鰹節がよいように思っている。
中火である程度煮立ってきたらアサリの煮汁を入れる。

カレー粉はブレンドが良い。
せっかく美味しいカレーが出来ても口の中でジャリと音がすれば美味しさが半減する。
アサリの砂抜きは丁寧にしておくこと。
貝柱も良い、忘れてはならないのが茸類だが私はマイタケがカレーには合うと思っている。

胴体着陸

昨日9時頃、伊丹発高知行き全日空1603便が高知空港に着陸しようとしたが前脚が出なくて胴体着陸した。

ボンバルディアDHC8−Q400型機はジェット機並の高性能でYS11と比べて低騒音・低燃費で地方路線を中心に22機が就航している。

Q400型機は車輪などのトラブルが多発していたという。
それにしても60名の乗客乗員に何事もなくてよかった。

一方、愛媛県の宇和島湾に迷い込んだ鯨を救おうとした漁船が転覆して1人が亡くなった。
何ともいえない事故が起きた。

春の雪

北陸から北海道まで雪が降っている。
東北は太平洋側でも降雪があると報道された。

38豪雪を思い出す。
私が住んでいた大阪南部でも3月に30僂阿蕕だ僂發辰拭

記憶が定かではないが昭和38年3月16日から17日にかけて奈良県から三重県に入る国道166号線の高見峠を越えた。
今はトンネルが出来ているが当時はつずら折れの山道を自転車を押して登り三重県側へと抜けた。
自転車を提げると腰まで雪のなかに入る。靴が脱げても解らなかった。

15歳の春のできごと、なつかしい。

差し戻し判決

1999年山口県光市で、主婦(23)と長女(11カ月)を殺害したとして殺人罪などに問われた元少年(25)に対し、最高裁第三小法廷は2006年6月20日に無期懲役とした広島高裁判決を破棄し差し戻す判決を言い渡した。

上告した検察側は「残虐な犯行で、死刑の適用を回避すべき特段の事情は認められず、無期懲役の二審判決を破棄しなければ著しく正義に反する」と量刑不当を主張していた。
弁護側は「一、二審が認定した殺害方法は、遺体の鑑定書からみて事実誤認があり、傷害致死罪などだけが成立する」と主張し殺意を否認していた。




陵辱とは女性を力ずくで犯すこと。

1999年4月14日午後2時過ぎ、山口県光市の社宅アパートに排水検査を装った少年が婦女暴行目的で居間にいた主婦(23歳)の背後から抱きつき仰向けに引き倒して馬乗りになり強姦しようとしたが主婦が大声を出して激しく抵抗したために殺害した上で目的を遂げようと馬乗りになった状態で首を絞め窒息死させ殺害したのち遺体を陵辱した。
さらに、長女(11ヶ月)が母親の遺体の近くで激しく泣き叫んだため付近の住民に犯行が発覚することを恐れ、床に叩きつけ紐で首を絞めて窒息死させて殺害し遺体を押入に隠した。

山口地裁は、2000年3月22日、少年に対して無期懲役を言い渡した。

罪となるべき事実は上記にあわせて、
主婦の現金約300円及び地域振興券6枚(額面計約6000円)など在中の財布1個(時価計17700円)を窃取した。

量刑の理由
1.本件は、被告人が排水検査を装って被害者ら方を訪問し、同所において主婦を乱暴しようとするも、激しい抵抗にあったことから、同女殺害して乱暴しようと考えて同女を殺害して乱暴した上、その傍らで泣き叫んでいた生後11か月の乳児を殺害し、右主婦の管理にかかる財布等を窃取したという事案である。被告は、公判で、被害者方を訪問するまでは強姦する意志はなかったと供述するが、不自然かつ不合理であり採用できない。
2.被告人は、自己の性欲の赴くままに判示第1の犯行に及び、その傍で泣き叫んでいた乳児を右犯行の発覚を免れるためなどの理由で判示第2の犯行に及んだものであり、誠に身勝手かつ自己中心的なその犯行動機に酌量の余地は全くない。
そして、その犯行態様は、極めて冷酷かつ残忍であり、非人間的行為であるといわざるを得ない。また、被告人は犯行後その発覚を遅らせるために、遺体を隠匿したり、罪障隠滅のため自己の指紋の付いた物品を投棄したり、窃盗した地域振興券を使用する等犯行後の情状極めて悪い。
他方、本件各犯行当時、被害主婦は23歳の若さ、被害児はわずか生後11か月であり、何らの落ち度もなく、幸福な家庭を築いていた被害者らの無念さは筆舌に尽くし難いものであり、遺族が本件各犯行によって被った悲嘆、怒り、絶望感は察するに余りある。当公判廷において証言した右主婦の夫及び実母がいずれもこぞって峻烈な被害感情を表し、被告人を死刑に処してほしいと強く要求しているのは、至極当然であるところ、これに対し、慰藉の措置は全く講じられていない。
さらに、本件各犯行は、平日の白昼に集合団地の一室で発生した凄惨な事件であって、マスコミにも「光市母子殺人事件」として大きく取り上げられ、近隣住民に与えた恐怖感や、一般社会に与えた不安感、衝撃は計り知れないものがある。
3.しかし、83年7月8日の最高裁第2小法廷判決が示したところに従って本件を検討すると、殺害は事前に周到に計画されたものでなく、被告には前科がなく犯罪的傾向が顕著であるとはいえない。当時18歳と30日の少年であり、内面が未熟で発育途上にある。被告の実母が中学時代に自殺したなど、家庭環境が不遇で生育環境に同情すべきものがあり、それが件の犯行に至るような性格、行動傾向の形成に影響した面が否定できない。加えて、捜査段階で一貫して犯行を認めており、公判廷で示した遺族に対する謝罪の言葉は必ずしも十分とは言いがたいが、被告人質問や最終陳述の際に被害者らに思いを致し、涙を浮かべた様子からすると、一応の反省の情の表れと評価できる。被告にはなお人間性の一端が残っており、矯正教育による改善更生の可能性がないとは言いがたい。
4.以上によれば、本件はまことに重大悪質な事案ではあるが、罪刑の均衡、一般予防の見地からも極刑がやむを得ないとまではいえず、被告には無期懲役をもって、矯正による罪の償いをさせるのが相当である。



広島高裁は、2002年3月14日、無期懲役の一審山口地裁判決を支持し検察側控訴を棄却した。

判決は、「動機は自己中心的で卑劣。犯行態様も冷酷で残虐」としたが「殺害には計画性はなかった」と判断し「被告なりの反省の情が芽生えているとした一審判決が誤りとまではいえない」と結論付けた。



最高裁判所は、2006年6月20日、無期懲役の判決を取り消し、審理を高裁に差し戻した。

「元少年が、反省を深めていると認めることは困難で、殺害に計画性がないことは死刑を回避するような事情と評価するには足りない」と判断し、その上で「当時、18歳になって間もないことが死刑を回避すべき決定的な事情とは言えず、審理をやり直さなければ著しく正義に反する」などとした。



被害者の夫は、「彼には死をもって償うしか自ら犯した罪を償う術はないというふうに私は考えてます。少年が反省するということと、犯した罪を受けるという事はまったく別の問題だというふうに考えています。反省をすれば罪が軽くなるという論理が通るのであれば、すべての罪は許されてしまいますので、私はそうではないと思っています」と語った。


大阪市浪速区のマンションで昨年11月、姉妹が殺害された事件で、強盗殺人や強盗強姦などの罪に問われた無職の被告(22)は「事実に間違いはありません」と起訴事実を認めた。

いずれも極めて冷酷かつ残忍であり、非人間的行為である。身勝手かつ自己中心的なその犯行動機に酌量の余地は全くない。
極刑をしてもなお許されるものではない。
殺害された被害者はものを言わない。
罪刑均衡は司法の根幹だ。
罪と罰のバランス感覚が国民と共有できる司法判断であってほしい。
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