知音の旅人

誰人であっても誕生と同時に 人生と云う旅に出て 目標に辿り着こうとする旅人である

2014年12月

知音の旅人

本年も多くの皆様に訪問いただきありがとうございました。「知音の旅人」今年の更新は今日で終わり年が明けて5日から始めます。

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          皆様よいお年を!

常寂光寺庭園

常寂光寺は日蓮宗の寺院である。慶長元年(1596)、本圀寺十六世究竟院日任この地に隠棲して開創した。
寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で天台四土にいう常寂光土の観があるところから常寂光寺の寺名がつけられたと云われる。

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多宝塔は、元和六年(1620)の建立で並尊閣といい、前面に霊元天皇の勅額を掲げている。本堂は伏見城の建物の一部を通明院日韶が移転修造したと云われる。仁王門は、もと本圀寺客殿の南門を移転、妙見堂は能勢妙見を分祀し、歌仙祠には藤原定家・家呂量攸を安置する。時雨亭は家定山荘が付近にあるとして建てられたと云われる。

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嵯峨釈迦堂(清涼寺)

仁王門

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現在の本堂は、元禄14年(1701)徳川五代将軍綱吉の母桂昌院、大阪の豪商泉屋(後の住友)吉左衛門らの発起により再建されたものである。
本堂内には、体内に内臓を形どった納入物があり、生身如来といわれている「本尊釈迦如来立像」(国宝)及び地蔵菩薩立像(重文)を安置する。

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落柿舎(らくししゃ)

落柿舎は元禄の俳人向井去来の遺跡であって、去来は芭蕉の門人にて師翁の言葉に、「洛陽に去来ありて、鎮西に俳諧奉行」と称たたえられた。去来が落柿舎を営んだのは、 貞享四年(1687)の以前で、芭蕉が初めて訪れたのは元禄二年(1689)、 併て三度来庵す。元禄四年には四月十八日から五月四日迄滞留まで、その間に『嵯峨日記』を誌した。

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落柿舎の入口には常に蓑と笠がかけてある。これは本来庵主の在庵と不在を示すもので、ここに蓑笠がかけてあったら在庵で、なければ外出中というしるしであるが、今は落柿舎の象徴として常にある。

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     五月雨や 色紙へぎたる 壁の跡 
                       松尾芭蕉

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     柿主や 梢はちかき あらし山
                       向井去来

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去来の『落柿舎記』には、庭に柿の木四十本あり、その柿の実が一夜のうちに殆ほとんど落ちつくした。それが落柿舎の名の由来と書かれている。都からきた商人が一貫文を出して、柿の実を買う約束をして帰る。その夜去来が寝ていると「ころころと屋根はしる音、ひしひしと庭につぶるる声、よすがら落ちもやまず」翌朝さきの商人きて「梢つくづくと打眺め、我むかふ髪の頃より白髪生るまで、 この事を業とし侍はべれど、かくばかり落ぬる柿を見ず、きのふの値かへしてくれたびてんやとわぶ、いと便なければ、ゆるしやりぬ、この者のかへりに、友どちの許もとへ消息送るとて、みづから落柿舎の去来と書きはじめけり」と、

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小野小町

       花の色は うつりにけりな いたづらに
              わが身世にふる ながめせしまに
                                小野小町

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「桜の花の色がすっかり色あせてしまったと同じように、私の容姿もすっかり衰えてしまったなぁ。桜に降
 る長雨を眺め、むなしく恋の思いにふけっている間に」

分譲住宅

約1000坪ほどの敷地に昔ながらの屋敷が建っていたがショベルで簡単に壊され、分譲住宅として整備された。

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基礎ができれば、工場で作られた材料をレッカーで吊り上げて数時間で組み立てると屋根を仕上げれば、内装工事が行われる。

全国高校駅伝

男子第65回、女子第26回全国高校駅伝競走大会は12月21日、京都市であり、西京極陸上競技場を発着点に男子は7区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロのコースで行われた。


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男子は世羅(広島)が3年ぶり8回目の優勝を果たした。優勝8回は西脇工(兵庫)と並び最多タイ、女子は大阪薫英女学院が初優勝した。
タイムは世羅が2時間2分39秒、大阪薫英女学院が1時間7分26秒。

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パソコンのスムーズな起動のために

このWindows7、最近起動が極端に遅くなってきたので、予備に置いてあるWindowsXPをWindows7に入れ替えてWindows7を修理しようと考えていました。

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考えた末、新しくパソコンを買って、Windows7の起動が遅くなっている原因を確認することにしました。

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まず、昨年12月時点にリカバリしましたが起動が5分ほどかかります。

パソコンの起動に時間がかかる原因として、
1、ハードディスクの容量が足りない
2、不要な常駐プログラムが多い
3、ハードディスクに破損したファイルがある
4、ハードディスク内でファイルが断片化している
5、デスクトップ上にアイコンがたくさんある等

そこで、
1、ハードディスクの空き容量を確認した
2、不要な常駐プログラムを無効にした
3、エラーチェックを実行した
4、不要なデスクトップアイコンを削除した
5、Cドライブを、ディスクテフラグツールを使用してハードディスク上の断片化したファイルを統合した

以上の結果、起動が随分速くなったのでこのまま使うことにしました。


朔旦冬至

冬至は北半球において太陽の角度が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなります。
夏至と比べると、東京で約5時間もの差があるそうです。この日を境に、再び太陽の力が甦ってくるかのように日照時間が長くなっていきますので、古くから冬至は太陽が生まれ変わる日とされていました。

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しかも、今年は19年に一度の新月と冬至が重なる「朔旦冬至(さくたんとうじ)」にあたります。月の復活と太陽の復活が重なる日で、大変めでたいと云われています。

大河内山荘庭園

大河内山荘庭園は昭和初期の映画俳優、大河内傳次郎が小倉山からの雄大な風光に魅せられ30年に渡り丹精こめて造りあげた優美な庭園です。

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左奥に見えるのが比叡山、右奥が大文字山、衣笠山の手前には仁和寺の塔が見えます。

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嵐峡展望台からは保津川を挟んで大悲閣が見えます。

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庭園には「さくら」や「かえで」が多く植栽さえ園内からは嵐山、保津川、比叡山や京の街並みも眺められ国の文化財に指定されています。

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入山料 (抹茶、菓子付き) 1000円
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