東武東上線のときわ台駅で線路に入った女性を助けようとして電車にはねられた常盤台交番の宮本巡査部長が12日亡くなった。

宮本さんが勤務していた常盤台交番や板橋署には事故があった6日以降、回復を祈る手紙や電話が数多く寄せられ、花束や千羽鶴も100を超えたという。

交番前で女性が鶴を折り始めると道行く人も鶴を折る人が増えていったと報道があった。

宮本さんの死から一夜明けた昨日から記帳台には地域の人々が次々と訪れている。

宮本さんを知る地域の人々は、涙を流す人々が多い。

母子家庭の母親は、息子が宮本さんに補導された経験がある。宮本さんは悩んでいた息子に「自分の好きなことをしっかりやりなさい」と励ましてくれたと聞いた。
母子家庭なのでありがたかった。と話したなど多くの地域住民から慕われていた。

どんな人にも平等に接し、補導した子供を父親のように諭してくれた、と多くの住民が宮本さんを偲んだという。

犯罪を犯す警察官もいるが、多くの警察官は正義の人、宮本さんのような警察官もいることを忘れてはならない。

子供の頃、お巡りさんに憧れた。真っ白なシャツに紺の制服が男らしさを感じた。
危険が付きまとう、たいへんな仕事である。