「原爆が落とされて長崎は本当に悲惨な目にあったが、あれで済んだんだという頭の整理で、しょうがないなと思っている」と発言した防衛大臣が自らの発言の責任をとって辞表を提出した。

発言後、野党は罷免要求を、被爆者団体は式典への主席を拒否し抗議の座り込みを行い、与党内部からも非難の声が続出した。
身の処し方を賢明に判断してもらいたいと自発的辞任を求める声が与党からでている。

長崎市長は「被爆者の気持ちなどを軽視するもので、到底容認できるものではない」と直接抗議した。

表向きは責任を取って辞表を提出したことになっているが、本人の謝罪は心からのものとは思えないし、辞めたのではなく辞めざるを得なかったというのがほんとうのところだろう。

非難の声が大きくなると総理官邸に大臣を呼び厳重注意、
かばってばかりの総理、任命権者の責任は問われてしかりではないか。