福島原発は高濃度の汚染水が増え続けている。
処理ができなければ当然として水は低地に流れ込む。

つまり海へ流れこむ。
冷やすことを止めることはできないから水を入れなければならないし、雨が降ればさらに汚染水は多くなる。
電力会社1社では手に負えない事態となった。原発は国策として進められたもの、避難者が早く自宅に帰り平穏な生活に戻れるようにする責務が国にはある。

一方、福井県の原子力発電所群には幾筋かの活断層が走っている。
敦賀原発の場合、建設2年後にわかったようだ。
想定外にならないように種々の対策を施しているというが自然は人類が想像もしなかったことを起こすものだ。

沖縄には原発がないが本土で事故が起これば生活自体に大きな影響を受ける社会の仕組みとなっている。
直接事故に巻き込まれなくても現在の生活を続けることは大なり小なり影響をうける。

廃炉を計画的に進める施策がなければ安住の地はなくなるように思える。