置賜地方では、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)をあがめる山岳信仰が盛んで男子が13歳から15歳になると、成人の儀式として山に登拝する習わしがあった。
行屋はそのまえに水垢離をとって身を清めるための建物だった。

写真は江戸時代の終わり頃、米沢市六郷町桐原で使われたとある。

行屋