もみじして
        落葉して呵々
         朽ば哉

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紫香は幕臣として江戸に生まれ漢方医であった。(履歴は明らかではない)山口に往来したのは日露戦争の頃、近隣の青年男女に漢籍や俳句を教え多くの人々から敬愛された。大正八年八十歳没