御城番に住む人々の祖先、徳川家康の先鋒隊として功名手柄を競った横須賀党の面々であり、田辺城主である安藤家に助勢する使命を帯びた藩主直属の家臣である。

この長屋建物は松坂城御城番、四十石取りの紀州藩士二十人の組屋敷として文久三年(1863)に建築された。

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一戸あたり、正面五間、裏に一間の角屋が付く広さを持ち、右手に通り土間、左手に田の字型に八畳二間、六畳二間を配置し式台を構える。

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