江戸時代に小諸城内に設けられており、享保11年(1726)牧野康周時代の建築である。

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間口三間、奥行き二間の木造二階建、瓦葺の土蔵で主な特徴は板張りの床下に石室があり、その規模は四尺六寸五分に三尺一寸二分深さ二尺六寸五分で長方形を呈する。蓋は車付きの一枚の平らな石を用い、これを滑らせて引き開けるように造られ盗難や火災を防いだ蔵である。

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