与良家は昔から大地主の農家の屋敷で屋根は草葺きですが現在はトタンで覆ってあります。400年以上前の建築と推定されています。

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主屋は寄棟造、平入りで、間口11間半(約20メートル)奥行き5間(約9メートル)の建物です。表側は縁側の無い古い農家の形式を伝えており土壁と引き戸の配置が美しい建物です。
家の入り口には広い土間があり、土間と居間は建てられた当時のままで、其の時の手斧仕上げの柱が残っています。