俳人・松尾芭蕉は、
        −爰(ここ)も三河 むらさき麦の かきつはた−   の句を残しました。

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上記写真は、藤川宿一帯で紫色に染まる麦が作られており、これを「むらさき麦」と呼んでいました。
しかしながら、この麦は戦後作られなくなり、幻の麦となってしまいました。
平成6年、地元の人々の努力によって再び栽培されるようになり、毎年5月の中旬から下旬にかけて美しい色を鑑賞できるようになりました。

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