林昌寺の山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、山号を躑躅山と改めたという歴史があります。重森三玲氏作庭のモダンな寺庭では、毎年5月、ツツジに続いて美しく刈り込まれたサツキが見頃を迎えます。庭は昔、躑躅丘と言われた丘陵の一角であり、山の斜面を利用した見事な景観です。

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天平年間に開創されたとされる寺である。天正年間に織田信長・羽柴秀吉による紀州攻めの兵火によりことごとく焼失したが江戸時代中期に再建され現在に至る。

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訪れたのは4月22日、少し早かったか。

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