熊野街道信達宿にある梶本家の野田藤は、1本の木に4万の花房をつけるといわれ、毎年4月中旬〜下旬の見頃に開催される「ふじまつり」には、大阪府泉南市の春の風物詩のひとつともなっています。

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まつり期間中は、観賞台が設置され、藤棚を上から眺めることができます。眼下に紫の雲海が広がる様子は圧巻です。夕刻からは藤棚のライトアップも行われます。また、熊野街道沿いには、「熊野街道花あかり」としてランタンが設置され、灯りをたどりながら夕べの散策を楽しむことができます。

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期間中のイベント開催日には、ふじまつり会場でミニコンサートなどが行われたり、紀州家ゆかりの信達宿本陣跡「角谷家」、新家にある国登録有形文化財「山田家」も特別公開される予定です。

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     この藤を訪ねる人に安らぎを
               去りゆく人に幸せを