金屋のあたりは古代の海石榴市があったところです。その頃は三輪・石上を経て奈良への山辺の道・初瀬への初瀬街道・飛鳥への磐余の道・大阪河内和泉から竹の内街道などの道がここに集まり、また大阪難波からの舟の便も有り大いに賑わいました。
春や秋の頃には若い男女が集まって互いに歌を詠み交わし遊んだ歌垣は有名です。後には伊勢長谷詣が盛んになるにつれて宿場町として栄えました。

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         むらさきは灰さすものぞつば市の
                 八十のちまたに逢へる児や誰   作者未詳

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