鈴山古墳は反正天皇陵古墳の東側にあり、近くにある天王古墳とともに反正天皇陵古墳と関わりのある古墳(陪冢)と考えられています。鈴山古墳の西側で行われて発掘調査では反正天皇陵古墳の外濠や円筒埴輪が見つかりましたが鈴山古墳の濠は見つかっていません。

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鈴山古墳の周辺には北三国ヶ丘遺跡が広がっており、発掘調査では中世の溝や墓が見つかっております。これらの遺構はかつてこのあたりにあり、後に反正天皇陵古墳の北側に接する方違神社へ合祀移転された向井神社に関連する遺構と考えられます。
陪冢;大型古墳の周囲に築かれた中小の古墳

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