有馬川に架かるねね橋の袂にある「ねねの像」

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湯けむり広場にある豊太閤像

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有馬温泉の歴史
有馬温泉の歴史は古く、神代の昔、大己貴命と小彦名命の二神が三羽の傷ついた鳥が湧き出した泉で傷を癒やしているのを見つけて温泉を発見したのが始まりだといわれています。
日本書紀にも舒明天皇や孝徳天皇が御幸したとの記述が有り、日本最古の温泉といわれています。有馬温泉が世に広く知られるようになったのは、奈良時代に行基菩薩が温泉寺を建立し、また、鎌倉時代には仁西上人が十二の宿坊を建ててからといわれ、さらに太閤秀吉公は、湯治のためにたびたび有馬を訪れ、戦乱や大火で衰退した有馬の改修を行い、湯山御殿を建てました。
江戸時代になってからは、その効能により全国でも評判の湯治場となった有馬には多くの人々が湯治に訪れ、有馬千軒といわれる繁栄をするにいたり、その繁栄は今日の礎となっている。