東海道は、中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中を加えた五街道の中でも江戸と京を結ぶ江戸時代随一の幹線路であった。

(写真右 東海道 中山道はトンネルの上の砂川(旧草津川)に上がり川を渡っていた)

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その里程は、江戸日本橋から相模小田原宿を経由、箱根の関・大井川を越え、遠州灘沿いに西進し、伊勢桑名宿を経て鈴鹿峠から近江に至り、土山・水口・石部・草津の各宿を経由して勢田橋を渡り大津宿を経て京三条大橋に至るもので東海道五十三次と称された。
草津では小柿から大路井に入ると、すぐ砂川(旧草津川)を渡り、11町53間半(約1.3キロ)の草津宿を経て矢倉・野路・南笠を通過し勢田に至った。

      『明日より夏休みと致します』