江戸時代の和歌山城は別名「虎伏山竹垣城」と呼ばれ、これは城の建つ山が海上から見ると猛虎が伏している姿に似ているからである。
現在は「伏虎城」、「虎伏城」とも呼ばれている。

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この像は二代目にあたる、初代の虎は立像であった。
和歌山県出身の有吉佐和子著「紀ノ川」に登場し、「虎の前足と後足が同時に前進しており不自然である」と登場人物に語らせるくだりがあり広く知られるようになった。
初代「伏虎像は銅像であったために昭和17年に供出されている。