校門
閑谷学校の正門で鶴鳴門とも呼ばれる。
学校の建造物のなかで棟に鯱をのせるのは校門だけ、

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校地を取り巻いている石塚の長さは765メートルに及び、南側と東西の石組みは「切り込みはぎ」と呼ばれ他に例がなく備前焼瓦と共に独特の景観を演出する。

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講堂(国宝)
入母屋造り錣葺きの大屋根をのせている、こけら葺きの屋根を作った上に垂木ごと漆をかけた一枚板を張り、その上に備前焼瓦をのせるといった造りで雨水に対する対策がとられている。

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元禄十四年(1701)の完成で、内部は10本の欅の丸柱に囲まれた内室とその周囲の入側からなり外回りを広縁でとりまいている。

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一と六のつく日に四書五経などの講釈、正月の読始めの儀、藩主臨学のときの講釈が行われた。

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