何らかの罪を犯した者が罰として更生を含めて入る施設を刑務所という。

インターネットの普及に伴う犯罪や刑の厳罰化に伴い犯罪者数が増えている。
平均刑期も1996年は24.4ヶ月から2005年には29.5ヶ月と長期化している。
外国人の犯罪も1993年から2005年には4倍となり全体の8%となっている。
これらの犯罪者や未決拘留者を収容する拘置所や刑務所が過剰収容となってる。

昨年9月での収容定員数は6万794人に対して受刑者は7万737人に達している。実に収容率は116.4%になる。
独房に2人や6人房に8人収容することもあるようだ。
法務省は受刑者を減らすために「代替刑」の創設を検討しているという。
懲役や禁固以外は社会奉仕命令など、また、再犯を減らすために自立更生の公的支援施設の建設の計画もあるという。

厳罰だけでは犯罪は減らない。
飲酒運転取り締まりをみても明らか!

大事なのは教育ではないだろうか。
繰り返し繰り返し、幼少からの教育が将来を決める。
小さな刑務所が一つあれば充分と言えるような、
将来の日本も人間教育で決まるように思う。