塩座というのは塩を専売する権利のことで、岡崎では伝馬町と田町が権利を有し、伝馬町では国分家などが商いをしていた。
矢作川を上る塩舟は岡崎で差し止めて上流への通行は禁止、塩荷物は宿場を通させないなど塩の管理は厳しいものであったが、実際には抜け荷もありしばしばトラブルもあった。

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上がってきた塩は審査の後、馬に乗せ替えられ、足助街道を北上する塩の道へも運ばれた。他に茶屋、魚座、煙草株などがあるが、商いをする者は座銭を収め、座銭は町の開発や宿の助成などに使われた。