駿河湾は、伊豆半島をのせたフィリピン海プレートが本州の下に沈み込むことでできた、日本で最も深い湾です。この深い海ではさまざまな海の幸が得られる一方、プレートの沈み込みによって過去何度も大きな地震が繰り返されてきました。こうした地震にともなう津波から、狩野川河口の低地に広がる沼津のまちを守るために、この大型水門が造られました。

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高さ30メートルの展望回廊からは、駿河湾はもちろん、ゆるやかな弧を描く千本浜や、富士山や箱根などの火山、伊豆の山々など360°の眺望を楽しむことができます。晴れた日には遠く南アルプスの山々も見渡せます。