黒金門跡
大広間入口に設けられた門であり、鉄を打ち付けた門であったと考えられる。

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大広間跡
別名「千畳敷」と呼ばれ、長さ約85メートル幅約35メートルあり前面に現在は崩れているが高さ4メートル(桜馬場跡)の石垣が積まれており東寄りに黒金門跡がある。
東側には1.5メートルの石垣が築かれ大広間跡には建物跡がある。北東隅には石組の井戸跡と北西隅には蔵跡が確認されている。

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本丸跡
江戸時代中期の小谷城跡絵図に「天守共 鐘丸共」と記されており鐘丸がその機能を表していると考えられる。
南北約40メートル東西約25メートルの広さを持ち上下二段からなる。
大広間跡側に石垣が築かれ、東西の裾に土塁が築かれている。

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