この門は、浅野家筆頭家老大石内蔵助の一家三代が57年にわたり住んでいた大石屋敷の正面門長屋です。
間口約26.8メートル、奥行約4.8メートルの建物で、屋根瓦には二ッ巴の大石家の定紋がついており、かつては内蔵助と主税の親子が朝夕出入りし、また、元禄14年3月、主君の刀傷による江戸の悲報を伝える早打ちが叩いたのもこの門であった。

-

-

-

大石邸庭園
元禄の昔、大石内蔵助・リク夫妻、主悦を始め子女らがそぞろ歩きをし、嬉々として戯れ遊んだ池泉鑑賞式回遊式の江戸初期の古庭園である。

-

-

-