-長尾街道沿いにある石標










「和州葛下郡今市地蔵尊略縁起」によると、この地蔵院は富士野の仇討ちで有名な曽我十郎祐成に愛された大磯の虎女に始まります。

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「建久四年(1193)、弟の五郎時致(ときむね)とともに曾我兄弟は、苦節18年の末、父の仇を討ったものの討死し、空しく草場の露と消えました。
これを悲しんだ虎女は、出家の後、この草庵にわび住まいし十郎祐成の供養をしました。」とある。

所在地 奈良県葛城市南今市