大阪は枚方簡易裁判所の判事(60歳)が昨年10月に風俗店の女性店員の唇を強くかんで怪我をさせて、無理矢理にわいせつ行為をしたとして書類送検されていた。

地検は強制わいせつ致傷罪の成立を認めたうえで不起訴処分としている。
大阪地裁は厳重注意とし、判事は依願退官した。

裁判官には厳格なる職業倫理が求められて当然であり考えられない行為である。
以前にも元神戸地裁所長が電車内で痴漢をしたとして書類送検されたが起訴猶予となり、懲戒処分の戒告を受けたことがる。

なんとも情けない行為であるが、処分も甘く、特別に守られているような処置と思うのは私だけだろうか。

簡裁判事は、司法修習を終えた者だけでなく推薦委員会が推薦して筆記試験などで選考された裁判所書記官や事務官、検察事務官らが任命される。

裁判訴訟の審理によっては複雑事案である場合、
上級審の専門部に移送の申し立てを行うこともできる。