東京へは何度も行っているが仕事意外では三度目と記憶している。4月8日、帰りの時間に余裕があったので新宿御苑に行ってみました。

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新宿御苑の敷地は、天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷地の一部であり、東は四谷、西は代々木、南は千駄ヶ谷、北は大久保に及ぶ広大な土地で、のちの甲州街道や青梅街道になる江戸から西に伸びる街道と鎌倉街道が交差する要所でした。
このため、この一帯の警護など軍事的な目的で家康が信頼できる家臣に与えたものとされています。

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現在、大木戸門を入った突き当たりにある玉藻池を中心とする日本庭園は、安永元年(1772)に玉川上水の余水を利用して完成した内藤家の庭園、「玉川園」の一部です。