時津風部屋、
69連勝の記録が未だ破られていない元横綱双葉山が現役時代の1941年に設立した「双葉山道場」がルーツの部屋。

序ノ口力士・時太山が死亡した問題で、日本相撲協会は臨時理事会を開き師匠の時津風親方を解雇した。

賞罰規定の中で最も重い処分であり部屋を運営する師匠の解雇は相撲界で初めて、相撲界に戻れない永久追放処分でもあり退職金も支給されないという。

暴行に加わった兄弟子数人については、警察の捜査中であることを理由に処分が保留され、親方の解雇により時津風部屋は師匠不在となる。
このため相撲協会は継承者を選んで届け出るよう特例の猶予期間を与えた。

時太山の死因は外傷性ショック死だったと、
序の口とはいえ体も大きいし、ある程度は鍛えている。

師匠は絶対的な権限を持っていることから理不尽であっても弟子は逆らうことができない。
通常のけいこと暴力の判断が難しいスポーツ界ではあるが、すもうは日本の国技であることから悪い慣習は排除して良い習慣を残すことに心がけなければならない。

ユビキタスの時代、世界に開かれた日本の国技に!