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蝦夷地唯一の城下町松前は、幕末時には戸数8000、人工30000を数え、仙台以北では最大の都市といわれ、近江商人を中心として北前船(弁財船)によって日本海沿岸から瀬戸内海方面まで広く経済交流が行われ大いに発展した町であった。

武家屋敷
松前藩の家臣は、寄合、準寄合の重臣から、中書院席、中ノ間席、御先手組席の士分の侍がおり、皆広大な屋敷を構えていた。この武家屋敷は松前藩士籍の最末席の御先手組席(百十石高)家臣の屋敷を再現したものといわれる。

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武家門、武者塀を配した屋敷内には、式台、茶の間、台所、来客の間を配している。

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