このクスノキの巨木は、周囲12メートル、直径4メートル推定樹齢350年で、平成23年9月紀伊半島に甚大な被害をもたらした台風12号の通過後、紀の川(和歌山市六十谷橋付近)で発見されました。
放射性炭素年代測定法による年代測定で西暦700年前後まで生育していたものと判明し、古墳時代から奈良時代にかけてのクスノキと考えられます。

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和歌山県立紀伊風土記の丘にある特別史跡「岩橋千塚古墳群」が築造された同時期、発見現場近くで生育していたものと考えられます。