旧田村家は大野藩の家老を務めた田村又左衛門家の屋敷跡です。宝暦九年(1759)、代々家老を務めた田村左衛門家から分家し、大野城の外堀の内、三の丸に屋敷が与えられました。

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禄高は100石から始まりましたが、二代目俊強が家老を務めると天保10年(1839)300石に加増されました。
主屋は文政10年の類焼後に農村部から古屋を移築改築した建物で県内でも数少ない現存する武家住宅の一つです。

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