「勝利のヴィーナス」と「洗濯する女」は、フランス印象派の画家であるピエール・オーギュスト・ルノワール(1841〜1919)の晩年の作品です。
ルノワールは、主に人物画や風景画を描いており、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」や「舟遊びの人々の昼食」など多くの作品を手掛けています。晩年は彫刻作品を手掛けるようになり、豊満な女性の姿などを題材に約15点の作品を制作したと言われています。

「勝利のヴィーナス」
制作年   1914年
鋳造年   1990年
材質及び形状 ブロンズ製 H180僉L110僉W58

この作品はルノワールが手掛けた彫刻の中で最大級の作品であり、ルノワールが描いた油彩画「パリスの審判」という作品の中の中央に立つヴィーナスを題材にとったものと言われています。
最も美しい女神に与えられた黄金のりんごを片手に持っている姿が特徴的です。

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「洗濯する女」
制作年   1917年
鋳造年   1989年
材質及び形状 ブロンズ製 H125僉L75僉W135

ルノワールが描いた人物画には働く女性の姿を描いたものが多数あり、この作品は、晩年彫刻に取り組み始めたルノワールがこれらの働く女性の姿の中から「洗濯する女」を題材として制作したものと言われています。

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