毛越寺(世界文化遺産)
広大な境内には、かつて金堂円六をはじめ嘉祥寺、講堂、常行堂、経楼、、南大門などの堂舎が並び、その前庭に大泉が池を中心とする浄土庭園が配されていた。
開山堂
池中立石
平地七町歩、塔山十五町歩あわせて国の特別史跡、特別名勝の二重指定地で、「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界文化遺産に登録された。
創建時の伽藍は焼失したが、当時の堂宇、廻廊の基壇、礎石、土塁などが遺されていて平安の伽藍様式を知る上で貴重な遺構として保存されている。
また、大泉ヶ池を中心とする浄土庭園は、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を伝えている池庭である。