戦国時代、この付近には伊藤武左衛門が治める東城があったとされる。織田信長の伊勢侵攻の時、伊藤氏は降伏し東城は廃されたものと考えられる。

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文禄の頃(1592〜1596)、一柳直盛が城主となると城郭が築かれ、其の時伊勢神戸城(現在の鈴鹿市神戸)の天守閣を移したと云われている。
江戸時代、初代藩主本多忠勝は城を拡張し、本格的な近代城郭を築いたが、神戸城の天守閣は櫓としてそのまま残され「神戸櫓」と呼ばれた。

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