知音の旅人

誰人であっても誕生と同時に 人生と云う旅に出て 目標に辿り着こうとする旅人である

若山牧水歌碑

若山牧水歌碑

       幾山河 こえさりゆかば 寂しさの
               はてなむ国ぞ けふも旅ゆく   牧水

-

歌人若山牧水は、明治18年宮崎県に生まれ、旧制延岡中学時代から短歌に親しみ早稲田大学在学中に中国路を旅し、この「幾山河」の歌を作った。24歳のときに出版した歌集「別離」が歌壇に認められ一躍世に出た牧水は大正9年夏一家を挙げて沼津に移住した。
その後、千本松原の景観に魅せられ、この松原にほど近い地に新居を構えた。旅と自然に親しみ、酒をこよなく愛した牧水は調べの美しい多くの名歌を残し昭和3年43歳で永眠した。

飛騨古川

飛騨高山駅から飛騨古川へ、いつものことだが初めて訪ねる土地は胸躍る。

-

飛騨古川駅
戦国時代、豊臣秀吉の命を受けた金森長近が飛騨を統一し、二代目可重は1589年古川に飛騨唯一の平城「増島城」を築き城下町を作った。

-

飛騨古川駅前

-

若山牧水歌碑
   「ゆきくれて ひと夜を宿る ひたのくにの 古川の町に 時雨ふるなり」

-
記事検索
おきてがみ
web拍手
Archives
メール
  • ライブドアブログ