知音の旅人

誰人であっても誕生と同時に 人生と云う旅に出て 目標に辿り着こうとする旅人である

裁判

4万年とは

3年前に、スペインで起きた「マドリード列車同時爆破テロ事件」の初公判が特別法廷で始まった。

殺人罪などで起訴された29人の被告に対し、検察は主犯格7名に禁固40000年を求刑するという。

内訳は死者1名につき禁固30年、負傷者1人につき禁固18年を累計して禁固約4万年を求刑する方針という。

この事件では191名の死者がでた。

法律は禁固刑の上限は40年となっているそうだが裁判所はどのような判決をくだすのだろうか。

労働者の権利

フィリピンの法律は会社の従業員の過半数以上を獲得した労働組合でないと会社との交渉権がない。
日本は1人でも交渉権がある。

大企業労組に加盟する労働者が1995年別の労組に加盟して同労組に脱退届けを提出した。
会社は、労使協約を理由に脱退しないように求め、250万円の解決金を支払い脱退を撤回させた。

労働者は2001年に再度脱退を申し入れていた。
東京高裁は労働者の請求を棄却したが、最高裁は、
「労組脱退の自由を奪い、永続的な服従を強いた約束は公序良俗に反して無効」との判断を示した。

上部団体の下部組織に対する「行動を起こすな」との圧力に屈せず、僅か60名の下部組織は果敢に闘い3名の解雇を無条件に撤回させた例もある。

その後60名の労働者は、労働者の権利を守ろうとしない上部団体を脱退して自ら労働組合を結成した。
その名を「大阪自主労働組合」と云う。

“闘いなくして勝利なし”である。

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